おひとりさまおんな ココロの天秤ではかる人生のバランス

  2018/10/3
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ヒメノワ読者のみなさま、こんにちは。


先日カフェで隣に座った女性ふたりの会話を、ほんの出来心で、つい、壁の聞き耳たてて聞いてしまったカベのミミコTMです。イヤなヤツですみません(笑)

大好評。前回のカベのミミコTMの記事は、わたし、おひとりさま。なんで、会社にいるの


おふたり、おそらく会社の先輩後輩。お洒落でお若く見えるが、40代後半から50歳くらいか。


で、たぶん、占い(手相と姓名判断の話をしてましたが)の帰りにお互いの結果を報告しあっている状況。

占いはかなり当たっていたらしく

「私からは何にも言わなかったのに、28歳の頃に離婚しましたよねって突っ込まれた」


「ほんとですか?私はあんまり恋愛経験ないから、機会をつくることが大事って、こんなのすすめられちゃいました」(と、なにか紙を見せている)


「(紙をのぞきこみながら)ふうん、来月にセミナーかあ。結構なお値段ね」


「どうしようかなあ。あ、○○さん(先輩の名前)、他になにか言われました?」


「うん。なんか2年後に結婚のタイミングもあるって」


「えー?2年後って、いいじゃないですか!」


実を言うと、この辺までの会話は「ふーん」という感じで、ミミコの耳は低感度でした。


巷によくある、占い的カウンセリング(?)を呼び水として、そのあとに結婚セミナーや結婚相談所への入会をすすめる、というビジネス・マーケティングの入り口に立っているのだな、と。


ところが。次の先輩と思しき女性のひとことで、ミミコの耳はいきなりピン!と立ってしまったのでした。


「でもさ。正直なこというと、△△ちゃんさ、私たち、今更結婚とか、するの意味なくない?」

この先輩のひとことに続く、後輩さんの返しは

「んー。まあ、わかります。お互いそれなりの年齢だし、お金(収入)もそこそこ頂いているし、結婚することでかえってめんどくさくなりますよね」


トレンドをおさえたコーディネートに、綺麗なネイル、さりげなくブランドバックをもって、どこか現役感のある、アラフィフ女性ふたり。


この後、親の介護の話、占いセミナーに参加するかしないかなどのやりとりが交わされて、おふたりはお店を出て行きました。


その背中を見送りながら、ミミコは一抹の寂しさを感じたのでした。

「シングル女性の人生とは、魂とお金との交換なのだろうか(笑)」

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おひとりさまおんな ココロの天秤ではかる人生のバランス
お前は中二病かというご指摘は甘んじて受けます(笑)。


そういえば子供の頃、理科の授業で好きな実験がありました。


天秤に分銅をのせて量る実験。ケースにお行儀よく並んでいる分銅を、バランスよく、天秤にのせていく。
ヘンなところに意固地になるミミコは、多少重さが違っても、そおっとのせてみたらバランスするんじゃないかとか、わけのわからない理屈をこねて、分銅をおそるおそる、ゆっくりと天秤の皿に載せてみたりして、周囲から冷たい視線をかってました(笑)


当たり前ですよね、どんなにやさし~く乗せようと乗せまいと、1g分銅の重さが違えば、天秤は傾くのです。だけど、やってみて、ミミコは納得できました。例えば算数の時間に机の上で足したり引いたりするだけでなんとなく実感が沸かなかった数字のチカラというものが、自分の目の前で、ミミコの力加減などという忖度(笑)とはまったく無関係に、事実として認識できた気がしたのです。


「数字の強さ」を可視化できる体験。


数字の多い方に、重量のあるほうに、天秤は傾くものだと。


子供の頃の、あの時の新鮮な気づきは、大人になると、寧ろその秤にいつも自分のココロという分銅を乗せたり、取り替えてみたり、ひっこめてみたり、ばかりになっていく。


先のアラフィフ女性のひとことに、ミミコの中の天秤が「ことん」と音を立てた気がしたのですよね。

恋愛と、結婚と、お金の問題。

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おひとりさまおんな ココロの天秤ではかる人生のバランス
いまや人生100年ですから、これに漏れなく老親の介護や自身の健康・病気と仕事といった問題もぐちゃぐちゃっとからんできます。綺麗事ではすまされない。

「重し」となってひとつ、またひとつ、どんどん分銅が増えていく。


好むと好まざるとにかかわらず、神の手が(悪魔の手か?笑)乗せてくる人生のシンドイ分銅を、自分の手で減らすことができないのだったら。


反対側のお皿に乗せてみて、ココロの天秤が上手にバランスしてくれるものはなんなのだろう。


若干中二病のミミコはふと思うのです。


それが、「好きとか、この人と一緒に暮らしていきたいという思い」というラベルのついた分銅だったらいいのになあ、と。


いまや多様・多元性の時代、好きな相手が殿方でなくても、ワンちゃんでも、オウムでも、
なんでもよいとは思うのですが。

シンドイ分銅も、いつかは錆びて使い物にならなくなったり、気がついたら神の手がまたそれを減らしてくれているかもしれない。


そのときに、反対側のお皿にあるものがお金しかなかったら。


今度はお金の分銅ばかりが重くなってしまって、また秤が傾いてしまう。


それって、なんだか寂しくないかなあ。と。


勿論、恋愛や結婚やそれに近い存在のヒトが、必ずしも必要だということはないし、タイミングとか時期、というものもある。あくまでも数ある選択肢、大小の分銅の一つに過ぎないし、寧ろそれが余計な重しになってしまうことだってあるかもしれない。


だけど、自分が大切にする人生のバランスは、自分のココロの中の天秤にしか量れないのである。

そしてカフェにひとり残ったミミコが感じたこと。

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おひとりさまおんな ココロの天秤ではかる人生のバランス
逃げられない事実という重さを軽くはできないまでも、「これがあるからがんばれる」、もう一方の重さで、心と身体の平衡を保つ。


それはできたらお金ではなくて、ヒト(か、いきとしいけるものとか、生きがいとか)であって欲しいなあと思うのです。


とはいえ、お金も収入も間違いなく大事、人生の分銅の中でいっちば~ん重いのかもしれませんけどね、実際は(笑)


そしてカフェにひとり残ったミミコが感じたこと。


このヒメノワにも結婚相談所の運営やご自身が婚活中という方もいらっしゃるとは思うので、僭越ではあるのですが。


先の婚活動セミナー講師と思しき占い師の方、マーケティング方法、ちょっと間違ってますよ、と。


占いのテーブルの上に、商売道具としてタロットや水晶は必須なのでしょうけれど、アラフィフ女性をターゲットにしたかったらですね、ハカリと分銅、コレですよ、コレ(笑)人生の侘しさを、分銅をひと~つ、またひと~つと乗せながら未来をしみじみ語っていけば、きっと彼女たちは熱烈なセミナー受講者になること、まちがいなしです(笑)


カベのミミコTM
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