女のパワハラ。女性上司が女性部下に持つ想い

  2018/8/31
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ヒメノワ読者の皆さま、こんにちは。


暮らしを充実させる分野で活動をしているアラフィフ&フリー歴5年の多香子と申します。
その前は女性が多く働く会社で管理職をしておりました。


もし今、職場で男性上司が「女は面倒くさい」と言ったら大変なことになるでしょう。でも企業に属していた頃は「女は面倒」と思うことは私は、たくさんありました。


そんな管理職時代の私のお話です。

女王蜂症候群(The queen bee syndrome)はご存知ですか

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女のパワハラ。女性上司が女性部下に持つ想い
女性上司が女性部下の足を引っ張ることを示す言葉。「女王蜂症候群(The queen bee syndrome)」はご存知でしょうか?


実験では、男性がボスとなった場合のほうが他のメンバーへの分配額が多く、高いステータスを得た女性は、自分の取り分を多く確保する傾向がみられたそうです。


これを拡大解釈し、男性社会の中で活躍を果たしている女性は「私と同じように、あなたも頑張りなさい。」と女性部下にも押し付けて潰してしまう。


女性管理職のパワハラ、もしくは女の敵は女論とも言われています。


これからもっと女性管理職が増えていけば、新キャラ登場とばかりに世間で叩かれる女性像が増えてくるのかもしれません。


「昭和の根性論」男VS男だってそうじゃないの!


と否定したい気持ちですが、管理職の頃の私は、女性に対してシビアだったかもしれません。


女性部下と働いていた時の悩みは、目標設定の他に丁寧な指導、相談の時間、そして平等性を要求されることが多かったです。


それくらい、もう自分で考えて。と受け付けないと…。

私の中の「面倒」なこと

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女のパワハラ。女性上司が女性部下に持つ想い
部下を育てるのが上司の役割である。


と当然のように陰で言われ、ご機嫌が悪化すれば中途半端に態度が悪くなり、チーム全体が低下へひっぱられていく傾向に。


なので女性と仕事をすると精神的に背負うものが多くなる感覚。


これが私の中の「面倒」でした。


一方、男性は目標を設定し、ときおり方向性の指示をすれば達成することに集中してくれました。


または自分の強みを生かすことを優先する人もいて、バラバラ感はありましたが、仕事に対しての自立した意志を感じることが多かったです。


その中で追いつけない人はクールに自然淘汰されていました。


そんな時に私がとった行動は、私の中の面倒は無視をして、自分の頭で考えて、淡々と仕事をこなし、私情を持ち込まない女性だけを引き上げました。


だって女性の視点や発想力は豊かだし、几帳面な仕事もこなすし、報告の頻度も多いので、些細なズレを早期に発見できるのでバランスが良い仕事ができるんです。


しかしチームとしては成果をあげられるのですが、「人材育成」が出来ない管理職として一部の女性から非難があがったりもしました。

女性の話は最後まで聞く。という忍耐力

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女のパワハラ。女性上司が女性部下に持つ想い
そしてフリーになった今、出逢う人が変化をしました。

「子育てがひと段落したので社会復帰をしたい」

「家庭の事情で仕事を離れたけど、また正社員で働きたい」

「好きな事を仕事にしたい」

など不安を抱えながらも自立への相談を受けることがあります。


女性の話は最後まで聞く。という忍耐力は、ある程度は鍛えられたので、彼女たちの抱える不安に寄り添うことができます。


特にライフステージの中で「自立」へのギアを入れ始めた女性の変化は目覚ましいものがあり、発する言葉も変わっていき、前向きな姿勢と辛抱強さがみられます。

昔の私は部下を、人を大切にする配慮が足りなかった

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女のパワハラ。女性上司が女性部下に持つ想い
そんな時、昔の私は部下を、人を大切にする配慮が足りなかったのかと気がつきます。


あの時はいつも、会社にどのくらい利益をもたらせるのか。


それが当たり前のことで、そればかりを考えていたので、「あなたの話はどうでもいいの、仕事をしましょう!」を態度で示し圧迫していたのかもしれません。

立場が違うと見える景色も変わる

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女のパワハラ。女性上司が女性部下に持つ想い
そういえば、私が管理職になる前に4人のチームをまとめる仕事が降りてきたことがありました。


その頃の私は、指示まちの仕事に満足していたのでグズグズ逃げていました。


その時の女性上司に言われた言葉。


「人によって、何人のチームをまとめられるかの限界はある。でも、それを決めるのは貴女ではなく会社が決めること。だから貴女ならできるはず。」と厳しく励ましてくれました。


立場が違うと見える景色も変わる。


その時々を忘れないようにしようと思います。
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