女性活躍推進の不都合な事実。

  2018/8/17
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某上場会社で勤務している。


この会社は女性活躍推進で、

「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた『※くるみんマーク』を受けている。

※くるみんマーク→厚生労働省が子育て、少子化対策など一定の基準を満たした団体に認可している称号。
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女性活躍推進の不都合な事実。
だから、

傍目には、女性に優しい某会社。


確かに部署によっては、

普通の会社以上にお休みが取れ、

子育てしやすい。


けれど、その制度は実際には事務職の利用頻度が多いと感じている。


我が社は、女性営業社員がイキイキと働く会社。

対外的には、そう歌われている。


私自身は、中途採用の人なのと、

今の環境が出来上がった経過を知っている

だけに、なんとも歯がゆい。
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女性活躍推進の不都合な事実。
会社が女性営業職に力を入れ始めた


きっかけは、

多分、会社が気まぐれで始めた

女性営業職第一号の方々の存在が大きい。



彼女達は、賃金が安くても非正規でも、

たとえ、

男性の給料4分の1しか、もらっていなくても

男以上の働きを見せた。そんなアラフォーの彼女達。


女性営業職第1号といっても、20年前の出来事では

なく、ほんの5年くらいの前の出来事なのだ。

営業職といえば男性のみという、

上手く言えば、日本の古き良き会社、

悪く言えば、

だいぶ時代から取り残されていた大会社。
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女性活躍推進の不都合な事実。
そして、数々の実績をあげた、

その後の第一号の

彼女達が次に掴んだ切符は、

新卒の安い給料と正社員になる事で

得られたちょっとばかりの安定だった。


その後、

『女性でも営業が出来る!』と

『鼓舞すればいかようにも働かせることができる。』

会社は、そう、思ったのだろう。


その頃から、事務職で入社した女性たちを

その本人の意思に関わらず、職場環境を整えることなく、

次々と『営業職』として抜擢し、


その半数以上が次々と、

会社を去っていった経緯もある。


中には泣きながら、

営業会議に参加している女性たちも居て、

なんだか歯がゆい。
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女性活躍推進の不都合な事実。
極め付け、会社は、営業職手当を与えず、

事務職のままの待遇で、

職種変換のみをして

営業職として送り出すという事を、

何年にも渡りやり続けた。

今も給与待遇は改善されていない。


中には、

入社わずか3ヶ月で会社に来なくなった

女子営業社員がいた。

それから1年くらい会社に来てはいない。


彼女の一番の不安は、

『仕事を誰も教えてくれない事』

上司は、男性。

同僚も、男性。


皆、忙しくて、

彼女に構っていられない。

部長も課長も、3年経てば異動が決まっているので、見て見ぬ振り。


男性なら、仕事を丸投げしても

何とか食らいつくメンタルが備わっている事もあるが、

女性では、なかなか難しい。

まして、会社に勤めたての

20代の女性にそれが出来るだろうか?


その後に、彼女が退社した後も、

その部署には、新人の女性営業社員が

配属になっていた。


上司は、全く、変わっていない。


どうやら、本当の彼女の退社理由は、

きちんと、人事に知らされていないのか。。

それとも、人事は、判っていて

そんな現場に女性を送るのか。
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女性活躍推進の不都合な事実。
そんな紆余曲折を経て、

『我が社は、女性営業職がイキイキ働く職場』という看板を

作り上げた。


中には、女性営業社員だけの慰労会。

上司も女性、部下も全て女性営業社員のみ

なんて部署もある。


私も、中途採用された同期も、

一様に、

『これは、ただの企業のためのコスパ競争の一貫だ。』

という事に、とっくに気がついている。


最初から女性で営業職希望としての入社した、

私の同期も、3年で半数ほど退社した。


とにかく、安く使える人材が、たまたま、

女性社員だっただけ。


ただのコスパ競争。

女性活躍推進という言葉に、絡みとられただけ。


そんな事を感じながら、

毎日、仕事をしている。
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