おひとりさまの性とセックス論 自分自身の性を見つめる

  2018/6/8
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「セックスとアイデンティティって、全然関係ないじゃんー!」


こんなご意見も聞こえて来そうな(来てたと思う、多分)前回コラム。


こんにちは。AV女優セカンドキャリア構築のパイオニア、ラブヘルスカウンセラー小室友里です。

性と欲と、私。

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おひとりさまの性とセックス論 自分自身の性を見つめる
セックスの悩みがご自身の中で表面化しているしていない問わず、様々な年齢、職業の方とお話をさせていただくたびに思うことがあるんです。


「セックスを直接的に捉えすぎなんだねぇ…」


直接的にセックスと向き合うことがダメってわけじゃないんです。その問題に向き合わないと解決なんかできやしない、これ至極真っ当なご意見です。どんな業種の、どんな方の悩み事でも向き合わなければ何の解決にも結びつかない。


なのですが…その前に何か大切なこと、忘れてないですかー?と聞きたくなります。それが私の思うアイデンティティであり、ご自身の性を知ることなんですね。


あ、ちなみにですね。セックスの悩みが表面化してきた方の多くが、こういうことをおっしゃっておられます。


「旦那とセックスがなくて…どうしたらセックスしてくれるようになるのでしょうか?」

「嫁に性欲が湧かないんです。嫌いじゃ無いんですよ?でもその気になれないのが嫁に申し訳なくて…」

「旦那とのセックスが嫌で嫌で仕方ないんです…」

「嫁と○年セックスしていません。これで夫婦と言えるのでしょうか…」


ヒメノワ読者さんは「旦那→彼氏」「嫁→彼女」に変えて読んでくださいね。パートナーシップを組むお二人が不倫関係でなければ、他人事ではなくなるかと。


余談ですが、不倫関係においてセックスレス問題が少ないのは、危険な恋をしていると自身が思うことで、脳内麻薬と呼ばれるアドレナリンが分泌され、会うたびに興奮を覚えると言われています。ここでセックスしなきゃいつできるかわからない…そんな寂しさも相待って、セックスレス問題が縁遠くなるのでしょうね。

セックスという行為、私の悩み。

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おひとりさまの性とセックス論 自分自身の性を見つめる
さて本題へ。


旦那が構ってくれない、セックスが嫌だ。奥さんに性欲が湧かない、セックスしてくれない。セックスで悩む方の多くは


「セックスをするか、しないか」


セックスという行為に対して、大きな悩みを抱え問題視しています。


確かにね、セックスって男女の肉体や性器が触れ合う、ただの行為です。なので「する、しない」という表現で間違っていないんです。


間違ってはいないんですけどね…。行為としての「する、しない」だけにフォーカスしてしまうと、問題の本質を見誤ってしまうな、とも思うんです。


セックスの問題の本質。それは「する、しない」ではなく


「なぜセックスをしたいのか? なぜセックスをしたくなくなったのか?」


だと思うんですよ。

後戻りできない、心の深淵に漂う私。

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おひとりさまの性とセックス論 自分自身の性を見つめる
ご夫婦でお子さんを授かっていれば、多かれ少なかれセックスをしたわけで、そこには多かれ少なかれ、


「この人とまじわりたい、触れ合いたい。ひとつになりたい」


そんな気持ちが介在していたはずなんです。おそらくその頃はまだまだアドレナリンが脳内分泌されて、快楽ホルモンと呼ばれるドーパミンも分泌されていたはずだと。


しかしいつの間にか、どちらともなくセックスから遠ざかってしまい、夫婦の一方がその理由もわからず悩んでいる。パートナーに理由を聞いたところで


「その気になれなくて」

「したいなら他でやってきて」


心無い言葉を浴びせられ、傷ついた心と悩みは痛みを抱えたまま、後戻りできない深淵の底に潜っていってしまう…。


もしここで。


「なぜ私はこの人とセックスをしたいんだろう?」

「なぜ私はこの人とセックスをしたくなくなったんだろう?」


問う側も問われた側も、自分の感情のままに言葉を発するのではなく、まずは自分に問いかけることが出来ていたなら。「その気になれない、そんなにしたいなら他ですれば?」などという無下な発言は決してしなかったのではないでしょうか。

自分の知らない自分と出会うから、性を見つめる私に。

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おひとりさまの性とセックス論 自分自身の性を見つめる
自分に「なぜセックスしたいの?したくないの?」と問うた時、もしかしたら嫌な思い出が湧き出てくるかもしれませんよね。前回のコラムで言えば、レイプやDV、痴漢などがそれに当たります。


それらを全部ひっくるめて、私はアイデンティティ=ご自身の性だと思いますし、セックスしたい自分、セックスしたく無い自分もアイデンティティ=ご自身の性だと考えます。そこに目を向けずして、セックスの問題に向き合うことはできない、と。


しかしながら、現在の日本では、自身の性に向かい合う教育もされていなければ、知識もありません。知識がないということは、自分が知らない自分を発見した時、それ以上考えることができなくなってしまうということでもあります。


人は変化を嫌います。特に日本人は変化を嫌う種族です。自分の知らない自分が己の中に存在し、かつそれが自分にかつてない変化をもたらす可能性があると感じたなら。それに対応できる知識がなければ、人はそれを見なかったことにするでしょう。蓋をして、今まで通りの平穏無事な生活に戻っていくでしょう。


「なぜ私はこの人とセックスをしたいんだろう?」

「なぜ私はこの人とセックスをしたくなくなったんだろう?」


そこを考えた時、自分の知らない自分と出会う可能性が十分にある。だからこそアイデンティティ=ご自身の性を、まずは自分自身が知ることが、セックス向き合う上で何よりも重要だと、私は思うんです。


…なんだか小難しい話ですみません(汗)。


もっと簡単にお伝えできたらいいんですけどね。残念ながら2000文字程度でご理解いただけるような簡単な問題ではないので、これからも真摯に、正直に、性のお話をお伝えしていきたいと思います。
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