おひとりさま旅行記 世界遺産登録の小笠原諸島 第1回

  2018/5/29
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式会社PTAの静原です。今回からの旅行記は、世界自然遺産に登録された島、小笠原諸島について書かせてもらいます。

『おがさわら丸』という船に乗船

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おひとりさま旅行記 世界遺産登録の小笠原諸島 第1回
笠原へ行く方法は、たったひとつ。『おがさわら丸』という船に乗船すること。


京竹芝桟橋から南へ1000kmのところにあり、約24時間でたどりつく。

むしゃぶりつきたくなるほどセクシーな人

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おひとりさま旅行記 世界遺産登録の小笠原諸島 第1回
が島へ到着するなり参加したアクティビティは、野生のイルカと海を泳ぐ遊び、ドルフィンスイム。


地のツアー会社が指定した船着場へ行くと、驚くほどハンサムな男性が待っていた。


型船が海面を移動しないように片足でおさえ、「こちらですよ〜!」と手招きをして観光客を誘導している。ハンサムBOYはツアー会社に勤務するネイチャーガイド。小笠原の海を案内するガイドさんだ。歳は30代半ば。太陽にこんがり焼かれたコーヒー色の肌に、海の塩で変色した栗色の髪。まいにち海を泳いでいるのか、体に贅肉が見当たらない。


首からふくらはぎにかけてのラインはアフリカの草原を走りまわるチーターのようにキュッと引き締まり、太ももから尻、腰にかけては指を沿わせたくなるほどなだらかな曲線、ウエストは悩ましいほど極端にくびれ、背骨をたどって首筋にたどりつくと、たくましく広くがっちりとした肩がある。海風になびいたティシャツがピタッと肌にはりつき、胸板のふくらみがぷっくりとあらわになる。これまた秀逸エロティック。野性的なフェロモンがプンプン漂い、むしゃぶりつきたくなるほどセクシーな人だ。


が船に乗船するとき、足元がおぼつかないようにガイドが手を差し伸べて船へエスコートしてくれるのだが、その姿はディズニー映画に登場する王子そのもの。最初の1分で恋に落ちた。(あとで聞いたことなのだが、島内でオトコマエ!性格もいい!と有名なガイドさんで、私の友人である男性ダイバーさんも「あいつはいい男だ!」と認める人だった)


へ出ると、さっそくガイドは野性のイルカを探しだした。


くを見つめるガイドを取りかこむのは小笠原の青い海。そのまま切り取って額縁に納めたいほどであった。


ルカが見つかると、船長がイルカの泳ぐ方向を先読みして船を走らせた。


ルカが通過するポイントで人間が先まわりして海のなかで待ちぶせするのだ。観光客はシュノーケルマスクをつけて、なるべく静かに音を立てないように海のなかへ入る。しばらくすると、元気いっぱいのイルカたちが目の前を泳いでいく。ジロリと見つめるイルカもいれば、流し目で横切るイルカもいる。あっというまに人間たちの前を通りすぎ、ずいぶん先まで泳いでいく。当たり前のことだが、海の生物は泳ぐのが早い。人間が必死に追いついたとしてもせいぜい尻尾のあたりまでで、イルカと同じスピードで泳ぐことができない。


んななか、海の中でたったひとりイルカの真横で泳いでいる人物がいた。ガイドだ。

ガイドもイルカと同じ深さまで潜る

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おひとりさま旅行記 世界遺産登録の小笠原諸島 第1回
ルカが水深5メートルほど潜れば、ガイドもイルカと同じ深さまで潜る。イルカの目線に入りこみ、好奇心を引き出し、ガイドはイルカと共に遊んで海面まであがってきた。泳ぎの遅い観光客に少しでもイルカを近くで見せてやるためだ。


から背尾びれが見えたり、ガイドの頭頂が浮き沈みしたり、めったに見ることのできない景色だったので、私は内太ももが擦り切れるほどガイドとイルカを泳いで追った。

からあがると船のガイドはとても興奮した様子で喋り始めた。


「僕は今日、嬉しいことがありました!皆さんも海の中で見たイルカの家族。お母さんに隠れるように泳いでいた子供のイルカに気がつきましたか?僕があの子供を数ヶ月前見たときは背中に大きな傷がありました。そのとき僕は、イルカの子供の未来を心配していましたが、さっき海の中で見たら、傷はすっかり治っていました」


イドはタオルで髪の毛を無造作にクシャクシャ乾かしながら、幸福感に満ちた笑顔で海を見つめている。


「イルカの傷は治るんですか?」と聞くと、「治ります。だけど傷は一生残ります。なかにはたくさんの傷を残したまま生きるイルカもいます。大きな魚に狙われたり、岩にぶつかったり、海の中は僕たちが想像する以上にいろんなことがあります。だから、傷はイルカたちにとって勲章のようなものです。たくさん傷があるイルカは、数えきれない困難を乗り越えたカッコいいイルカなんです!あ、ウミガメがいますよ!」


イドは話の途中だというのに、海面にひょっこり顔を出したウミガメを発見し、それもまた子供のように喜んでいる。この人は、自分の仕事が好きでどうしようもないのだ。


アーが終わったあと、私はツアー会社のホームページを検索し、彼のフルネームを探し当て、さらにフェイスブックで彼の存在と既婚・未婚を調べた。


ながら気色悪い行動に出た。と思ったが、彼が未婚だとわかったとき、すぐに次回の小笠原諸島行きの旅プランを考えた。その場で自己アピールをすればいいものの、それはもったいない。フレッシュでハツラツとした片思いをしばらく胸のうちに潜ませておきたい。一度目の旅が終わり、小笠原を出発するとき、彼の心に近づくためにいくつかの行動計画を緻密に立て、勝手に心を弾ませた。


回は小笠原諸島旅行記は2回目の旅です。彼に告白をするために私はあくせくダイエットに励み、海にまつわるライセンス取得に向けて走り出します。
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おひとりさま旅行記 世界遺産登録の小笠原諸島 第1回
写真協力:MASAI AKITOSHI 文:静原 舞香(株式会社PTA所属、脚本家)
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