仕事中毒を脱し、仕事との愛を育むために

  2018/1/25
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「働き方改革」の話題が毎日ニュースでとりあげられる今日このごろ。


でも、私たち自営業者の中には働き方改革なんて無縁、ワークライフバランスって何それ?


という方も多いと思います。

何を隠そう、私も完全なワーカホリックでした

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ビジネスの荒波の中、もがいて、もまれる私たち。40歳を過ぎたころから、目上の人にはしなやかに、したたかにかわして自分を守る。でも譲れない一線はしっかりと守り、時として一目をはばからずに表現する術を身につけてきた。この先も長く働き続けるためのヒントを詰め込んだジャンルです。
何を隠そう、私も自営業になってからの数年間
完全なワーカホリックでした。


家のことはほったらかしになり
友人ともほぼ会わず、趣味も中断し
ひたすら働き続ける…
そんな日々が続きました。


でもある時、気づいたんです。


このまま仕事が増えて行く
口座の残高が増えて行く
この先に私の幸せはあるのかと。


今の私は


仕事は夢中になってもいいけど、中毒になってはダメだ


とはっきり言うことができます。


そのような、自営業の私が
仕事中毒を脱した経緯について
お話しようと思います。

1)仕事には中毒性がある

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仕事中毒を脱し、仕事との愛を育むために ヒメノワ
仕事には中毒性があります。


私もやってみてわかったのですが
自営業の仕事というのは結果が見えやすいです。


一概には言えませんが
努力すれば努力するだけお声がかかるようになります。


つまり、承認欲求が比較的容易に満たされ、
「必要とされている」感覚を味わわせてくれます。


その感覚は「居場所がある」感覚かもしれません。


「居場所がある」感覚は、ある時は救いにもなりますが、逃げにもつながります。


かつての友人の輪から外れても、健康状態が思わしくなくても
「私には仕事があるからいい」と思ってしまう。


そんな状態を続けているうちに
友人とも疎遠になり、健康面でも問題が出てきました。

2)仕事との恋とその終わり

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仕事中毒を脱し、仕事との愛を育むために ヒメノワ
今思うと、その時期は仕事に恋をしていたのだと思います。


それも、とびきり若い時代のような恋。


片時も離れるのが不安で、いつも一緒にいたくなる。


求められている幸福感
渦中にある時の恍惚とした気持ち。


恋愛人生もそうなのですが、仕事人生もそんな時期があってもいいかな、と思います。


でも、ずっとそのままだと息が切れてしまいます。


私は仕事との恋を卒業することにしました。

3)仕事との恋を終えてから

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仕事中毒を脱し、仕事との愛を育むために ヒメノワ
仕事との恋を卒業してから、仕事と自分と分けて、客観的に考えられるようになりました。


私個人としてはこのような変化がありました。


■依存から自立へ


仕事をしていない時間も、「私」でいられるようになりました。
つまり、自分のアイデンテティを仕事だけに求めなくなりました。


仕事以外の場面で優れた人に出会っても
「私には仕事があるからいいや」と思わなくなり
素直に「すごいなぁ。私も頑張らなくちゃ」


と思えるようになりました。


■周りの人のことを考えられるように


それまでの私は、自分の仕事がうまくいくことばかりを考えていました。


でも、仕事を自分から少し離れて見ることによって
周りの人のことを少しは考慮に入れられるようになりました。


完璧に周りが幸せになる方法を考えるのは至難の技です。


そこまではまだまだできていませんが
少なくとも視野には入れられるようになりました

4)今からの仕事の愛し方

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仕事中毒を脱し、仕事との愛を育むために ヒメノワ
今でも、仕事は大好きです。
「愛している」と言ってもいいかもしれません。


今の私は、仕事との熱い恋を終え
安定した愛情を持つ時期に突入したのだと思います。


今からも、仕事との人生は続きます。


倦怠期も来ますし
私が仕事と別れる時も来ると思います。


その時、丁寧に看取るかもしれませんし
信頼できる誰かにバトンタッチするかもしれません。


その日まで、ゆっくりと
愛する仕事と生きていこうと思います。


株式会社オージュ・コンサルティング 代表取締役 大森 渚

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