忙しすぎる私たちが「ゆったりとした時間」をとるために

  2017/12/28

経営コンサルタント 小紫さんの記事はこちらから

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こんにちは。女性の「働いて、生きる」を支える経営コンサルタント、小紫恵美子です。

やりたいことが多くてやりきれない

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忙しすぎる私たちが「ゆったりとした時間」をとるために
 最近は長時間労働抑制の動きもあり、働く時間が減ってきている人も増えているかもしれません。そんな中、他にもやるべきこと、やりたいことが多くてやりきれない女性は多い。日頃企業研修などの現場で接する女性のみなさんは、本当に真面目な方が多く、全てを自分で抱えてしまいがちな人が多くいらっしゃいます。


 子供がいれば、成長してきていることはわかっているのに、小さい頃からの習慣でつい口と手を出したくなり、いなければ、真面目な女性ほど、私には時間もあるのだからもっと頑張らなくては、と仕事や自己投資の時間をとって頑張る。もちろん悪いことではないのですが、その結果、体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいになってしまっていて、研修の後に「なんだか少し気持ちが楽になりました」という声をいただくこともしばしばあります。


 私たちは、やるべきことをリストアップして、サクサクとこなし、毎日時間ぎっしり仕事や生活の中での「マストなこと」を消化することに心を費やしていないでしょうか。


 私たちはずっと若い頃と同じ体力というわけにはいかないし、子供は成長するし、自分のみならず家族も歳をとります。毎朝朝活にバリバリ精を出せる体力気力を維持させるには睡眠時間が必要だし、美容には若い頃よりせめて時間をかけたいし、お風呂もゆっくり浸かりたいですよね。


 そう、私たちには「ゆったりとする時間」が必要です。

ゆったりとした時間を感じられる3つのポイント

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忙しすぎる私たちが「ゆったりとした時間」をとるために
「マストなことをこなす」ことをやめて「自分がやりたいことをする」ように変えられたら、やっていることは同じでも、ゆったりとした時間を感じられて「ラク」になれそうです。そのためには3つのポイントがあります。


①もっと任せる=人にやってもらう
②やらないことを決める
③自分のこと「だけ」を考える時間を5分でもいいからもち、少しずつ増やす


 ①これは「私がやらなければならない」「私がやったほうが早い」病から自分を救えます。私がやらなきゃ誰もやらない、と思っていると、周りの人もあなたがやってくれる、と必ず期待するものです。家族の顔を思い浮かべて、「あてにならないわ・・・」と思ったあなた、あるいは、私はひとりだからやっぱり自分がやらなくては、と思ったあなた、働いているからこそ、お金で解決する方法をまずは試して見てはいかがでしょうか。

家事代行の利用率はまだ2%

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忙しすぎる私たちが「ゆったりとした時間」をとるために
 最近でこそ、家事代行を依頼する人たちが周囲にも増えてきたように感じますが、経産省のデータによれば、家事代行の利用率はまだ2%とのこと。最近では、経済的負担感の少ない、信頼して任せられる仕組みを整えた家事代行サービスも増えてきました。


 女性である自分が家事をしなければ、母親が育児をしなければ、という価値観があることはわかりますが、自分がすべて背負うということは、自分が倒れた瞬間にすべての物事がストップするということ。仕事でも同じことが言えます。


 これだけ高齢化が進んで、時間制約を抱えて働き続ける人が増え、新たに採用できる若手も減っていく社会で、それはあまりにもリスキーな働き方であり、生き方になります。会社や社会も最近少しずつ変わり始めましたが、世の中が「整う」のを待つよりも、自分たちが変わる方がきっと早い。特に女性はそうした柔軟性に男性より長けています。

あえて逆張りで、「やらないこと」を列挙

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忙しすぎる私たちが「ゆったりとした時間」をとるために
 
 ②やらないことを決める→③自分のこと「だけ」を考える時間を作る


 真面目に毎日の暮らしに取り組む私たちは「やることリスト」をつい作ってチェックで埋めていき、「ああ今日も働いた!!!」と満足してしまう傾向があります。ここまで年齢を重ねてくると、色々なことが見えてきて、「ああこれが足りない」「これもやらなきゃ」とまた明日のチェックリストが増えていく・・・。


 スムーズに続けられるときはこれでももちろんOKです。ただ、真面目な女性ほど、労働時間が減ったり、子育ての手が離れたりすると、自分磨きのために「やるべきこと」を増やすことが想像できます。そんなとき、騙されたと思って、あえて逆張りで、「やらないこと」を列挙して見てください。そして、1日でいいので実行してみてください。

自分との対話の時間を持つ

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忙しすぎる私たちが「ゆったりとした時間」をとるために
 

 案外、普段と変わらない生活を送れるはずです。


 少しずつこれを増やしていくと、その分、だんだん心のゆとりができてきます。そういう時に「自分が本当にしたいことってなんだろう」と自分との対話の時間を持ちます。この時間が③の、自分のこと「だけ」を考える時間を生み出すのです。


 一人でふらりと美術館に出かけてみたり、公園で移りゆく季節を感じてみたり、ビジネス書ではない本をゆっくり読んでみたり。仕事や生活の「マスト」を離れて、素の自分自身がどんなことに心を動かされるのか、どんなものを見ていいなと思えるのか、そうした「感性」を取り戻すことで、仕事や自己研鑽もより自分にフィットしたものにすることができるはずです。

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忙しすぎる私たちが「ゆったりとした時間」をとるために
 普段私たちがしなければならない「マスト」なことをやり続ける中で自分のことを考えると、ついまだ「やっていないこと、できていないこと」に思考が向いてしまいます。


 ぜひ、意識してこうした時間を楽しみながら、成長し続けることができたらいいですね。

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