起業する主婦たちへ警鐘! 起業して離婚した女性の実話

  2017/10/31 更新
シェア ツイート 送る

近年、家庭だけではなく組織にも縛られずに働くフリーランスの女性が増えています。


今回、取材した麻実さんもその一人。


いまでこそ、フリーで企業研修の講師として大活躍していますが、その過程において離婚を経験しています。



麻実さんは言います。「私の起業が離婚につながりました」



麻実さんに何があったのか。ホンネを聞き出しました。

起業のきっかけは小さな成功体験から

2201710311505450.png
起業女子が増えています。会社経営なんて全く縁がないけれど、自分のやりたいことを追求したら起業という選択になった。ただしいつも考えることは、ちゃんとお客様がくるのだろうか? 税金とか決算とかどうなるんだろう? 法人と個人のどちらがいいのか?わからないことだらけですよね。「起業についてのマインドと必要な知識を専門家がしっかりと伝える」ためのジャンルです。
麻実さんの起業にきっかけは偶然から始まりました。起業前は30代半ばでご主人と二人の生活。そろそろ子どもを、と考えていたため、不妊治療を行うことを決意。


当時働いていたシフト制で勤務時間が長い百貨店を退職して、不妊治療が行いやすい派遣社員を選択。事務の仕事をしていました。


しかし、不妊治療はお金がかかるうえに、自分の体調に応じて通院しなければなりません。
しかも病院は常に混雑していて、何時間も待たせることはザラだったそうです。


「結局、時間の管理ができずに派遣の契約が打ち切りになったのです」


その後、麻実さんにかつての職場の同僚から連絡が入ります。
「接客研修の講師をおねがいできる?」


実は、麻実さんは百貨店勤務時代に、社内での接客研修のトレーナーだったのです。
研修は大成功に終わり、先方から来年の講師もよろしく、とリピートの依頼が入りました。

起業に迷いはありません なぜなら夫がいるから

「当時の私は、フリーになることで自分の時間をコントロールできるから、不妊治療と仕事は両立できると考えていました」不妊治療が必要となる排卵日の前後をあけておけば、十分に両立できるともくろんでいたそうです。


夫がいるので生活が困ることはないと考えていました」


企業研修の講師という仕事は他人から見ると華やかな職業です。麻実さんのプライドを十分に満足させてくれます。
さらに、銀行にお勤めで収入が安定しているご主人がいるから、生活に困ることはありません。


「たとえ仕事がなくても「主婦」という肩書は残りますよね。世間から白い目で見られることもないと考えていました」


しかも、ご主人は朝早く、夜遅いのが当たり前だったとか。
麻実さんにとって時間はたっぷりあったのです。
麻実さんは異業種交流会や講師育成セミナー等に頻繁に通い、
人脈を広げるために毎週のように飲み会に出席。
あちこちで人脈を広げていきました。


もともと派手な顔立ちで社交的な麻実さん。その後、大手研修エージェント数社と契約でき、仕事も安定的に入るようになってきました。


なお、不妊治療は最初こそ通っていましたが、排卵予定日にオファーが入るとイヤとは言えません。


だんだんと治療していた病院からは遠ざかってしまいました。

夫から切り出された離婚

ある日のこと。


麻実さんがご主人と自宅で過ごしている際に、ご主人から離婚を切り出されました。


「二人で住んでいる意味がないよね?」
「不妊治療もやめているでしょ」


突然の話しに麻実さんは頭が真っ白になりましたが、その一方で「その通り」と納得していました。


「確かに夫のいう通りで、仕方ないと思っていたのですが、同時に、まだ不安定なこの時期に一人で生活はできない、実家にどう伝えようか、自分の世間体が、ということを真っ先に考えたのです」


今の生活基盤を崩したくない麻実さんは、ご主人に反論。
何か月にもわたる話し合いの結果、麻実さんは離婚しました。


それまで住んでいたマンションを売却して、ローンもすべて返済できたため、お互いに金銭的な負担はありませんでした。


「今振り返ると、自分の生活とか対面とかを真っ先に気にしていますよね。夫への愛情などは全く考えていなかったですね」


当時を振り返り、麻実さんは苦笑します。

その後の麻実さんと麻実さんから起業女子への警告

麻実さんは都内のマンションを借りて、今は、一人で暮らしています。再婚の予定はまったくありませんとのこと。


当初気がかりだった生活ですが、研修講師の仕事が忙しく、当時のご主人の年収を超えるまでになったそうです。


また麻実さんと同じような離婚歴のある女性たちと知り合い、時々「女子会」を開いているそうです。


最近、麻実さんは地方自治体の起業セミナーの講師を依頼されることが増えてきました。
セミナーの参加者には、自分と同世代の主婦が目立ってきているとのことです。


「様々な女性から、お話を聞くのですが、自分がやりたいことが先行して、利益を考えていない方が多いんですよね。どうしても背後にご主人が働いていて家計を支えている、というお考えがチラチラと見えてしまうんです」


「それと、起業することで時間の融通ができるから家庭と両立できる、と考えている方も多いんです。実際にお客様から要望されたら、家庭は後回しにしてでも全力で対応するのがプロなんですけどね」


女性の起業に際して、離婚という話はほとんど語られません。一方で、時間のコントロールが効くということで起業を進める方もいます。


実さんの話は、起業はそれほど甘いものではなく、ご自分の家庭環境を大きく変えることになるという典型的なものではないでしょうか。


ほんとのヒメノワ


※ヒメノワはフェイスブックでオンラインサロン「ほんとのヒメノワ」を運営しています。
オンラインサロンで出てきた意見をもとに記事を記載しております。
ご本人の個人情報への配慮から、名前や内容を加工しております。


トップに戻る

2201710302001350.png

シェア ツイート 送る

おすすめのinformation